ナマリ
わたしはわたしの名前を知らないのに あなたはあなたの名前を覚えているわたしはわたしの名前を知らないのに あなたはわたしの名前を呼んでいるわたしはあなたの名前を知らないのに あなたはあなたの名前を発しているわたしはあなたの名前を知らないのに あ…
風が吹き小雨が降る彼女は風下に歩いて降りた 彼は風上に走って行った小雨が降り風が吹く私は未だ傘を差している此処に立ち 立ち尽くし もう立てなくなる時に 私は何処を見ているのか少なくとも 彼らの姿は見えなかろう
価値なんて,誰かに見てもらわないと, ゼロでもない,ただ存在しないだけ。 だから,まず語りを磨こう。 機会を得ても,やることなすこと稚拙では, 価値はやっぱり,ゼロの壁を越えられない。 だから,まず技を磨こう。
魔王に憧れた勇者。 勇者の瞳の輝きに惚れた魔王。 そんな二人が恋をしたら! 二人に手出しできるのは誰もいない。 もう世界は二人だけのもの!